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クロス張替えとは?下地の仕組みとトラブル○○○○がミス!!

クロス張替えとは?

  • クロス張替えとは

  • 下地とは?下地の目立つ理由
  • 貼り替え後ブクブクするの下紙?下地?
  • トラブルの原因は主に打ち合わせミス
  • まとめ 

クロス張替えとは

 

今、自宅などの壁に貼ってある壁紙が本来クロスと言います。

クロス張替えとは クロス(壁紙)を剥がしてから貼ります!

クロスは紙とビニールの二重構造で出来ていて

剥がす時は 

壁側に紙を残す様に剥がします

 

表面のビニールの方だけを剥がします

 

残した紙の方に新しいクロスを貼ります この全体の作業をクロス張替えと言います


クロス張替え下地とは?

上記のクロス張替えとはで説明に出てきた 紙を残す(裏紙)

張り替えた時に目立ってしまうのが裏紙よりも下にある石膏ボードの下地部分で

石膏ボードの下地を裏紙が隠している状態になっているため

下地が目立つかは クロスを貼ってみないと分からない事が多いいです

では なぜ?クロス張替えをしたら下地が目立ってしまうのか

それは 剥がす前に貼ってあったクロスの厚みで下地が隠れていた またはガラが強くて下地が目立たなかった

などが原因です

 出来れば張替える材料選びで 避けれる問題ではあります!

 

貼り替えをご検討中の方はお願いする職人さんに作業前に相談をお勧め致します。

クロスを貼る前の状況

新築の状態ではこんな感じです

黄色ぽい壁が石膏ボードでつなぎ目わ パテをします

この状態でクロスを貼っていきます

この時のパテが張替えの時に出てきてしまう

クロスを剥がした状況

コチラが剥がした状態で

紙に黄色く薄っすら線が出ているのがパテ

裏紙で隠れた状態で新しいクロスを貼ります


その他にも下地が目立ってしまう場合があります

 

クロスを剥がす時にクロスが剥がれなくて

石膏ボードの表面まで一緒に剥いでしまった時

 

その場合はグレー色が出てきます

パテが塗ってあった部分は残るので

 

グレー色とパテの黄色の2色になります。

こうなると職人さんはパテ処理が大変なんです

 

この場合も下地が目立ってしまう原因になります。

 

写真では 

わかりずらいかもしてませんが

黄色いのとグレーの部分の段差がわかるでしょうか?

 

この段差を分からない様にパテ処理をしていきます!

 (結構時間と手間が掛かる事です)

クロスが剥がれやすいか 剥がれにくいかは

剥がしてみないと分からないので!

 剥がれなかった場合のパテ処理費用も入っているのか見積もり段階で業者の方に確認が必要です。

 

もし 費用が入っていなくて そのまま クロスを貼られてしまうと 必ずトラブルの原因になる事でしょう~

 


張り替え後ブクブクするのは下紙?下地?

 

☜こちらの写真のように貼り替え後ブクブクしています

こちらは 下紙?・下地?

正解は 両方正解です!

下地の上の下紙がクロス糊(水分)を吸ってブクブクしている

 

↑の【クロスを貼る前の状態の写真】を見て頂くと分かると思いますが  新築など新規の場合 石膏ボードのつなぎ目にパテします 

パテ処理が完了後クロスを貼っていきますが

実はパテの部分はクロスが貼りついていない状態です(見た目では全然分からないですが)

数年たち クロスを貼り替える時【クロスを剥がした時の写真】 (裏紙を残す様に剥がしていく)

(パテの上の紙は貼りついていない軽く浮いている状態)

パテの上の紙が水分を吸うとブクブクし始める

クロス張替えた時にブクブクするのはこれが 主に原因です。

 

注意:裏紙が乾くとブクブクは無くなります。

下手にいじらずそーと乾くのを待ちましょう


トラブルの原因は打合せミス

打ち合わせの時にお値段が安い物でと業者の方に伝えます+材料が決まらないからとカタログなどを借り

後日 メール電話などで型番を伝える そのまま材料を発注

当日 作業の日に貼ってみたら 

お客様下地が目立つ!

施工業者:この材料が下地が出やすい素材です

お客様:何とかなりませんか?

施工業者:気になるのでしたら貼り替え直すしか方法はないです。

お客様も気分が悪い思いをする!

施工業者も 二度手間になる!

この様なトラブルは 材料の打合せミスが原因

この様な事が起きない様に施工業者に材料の事を質問しておきましょう

もし業者が進めてくる材料とイメージが合わなかった場合

ワンランク上のカタログからお選びする事をお勧めいたします。


まとめ

この様に クロス張替えで下地が目立つなどのトラブルは多いいと言われます。

上記の内容を見て頂くと 下地に関してのトラブルはどちらが悪いとは言えません

施工業者の方も お客様に喜んで頂きたくて作業しています 決して手抜きをしたわけではありません!

お客様も イメージを膨らましてキレイになるのが楽しみで依頼しました!

この様なトラブルが起きない様にするためには

お客様も事前に下地と下紙の仕組みを理解して 打合せ時に施工業者と材料を決めてしまいましょう

お互いがいい気持ちで作業が終れるのがベストだと思います。